宝塚花組の「愛 Love Revue!」を観劇した感想

悪魔城ドラキュラのお芝居が目当てで初めて宝塚観劇に行き、その後のショー「愛 Love Revue!」を観た感想です。

大劇場の公演はお芝居とショーの2本立てのことが多いとヅカオタの親友に教えてもらい、今回もその構成だったようです。
ドラキュラを観た後に休憩を挟んでのショーだったので、そのギャップがすごく新鮮でした。

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2025年9月23日に宝塚観劇に行ってきました!私が昔ハマったゲーム「悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲」を演目でやると親友から教えてもらい、生まれて初めて観てきました!以下感想です。※[…]

ドラキュラ城の曲がかかり、アルカードが登場して美に圧倒された。アルカードがだいぶ憂いを帯びていて、すごく葛藤して生きているんだな〜と思った。キャラの深掘りありがてえ。|久永沙和の漫画サイト

以下が感想です。

※親友に送った内容と同じ文面なので、口語体失礼します。親友許可済です。

美、笑顔、ゴージャス!!
悪魔城が暗かったので、明るく華やかで楽しかった!
各所で拍手が起きて、演者と観客の一体感にほっこりした(友の会公演だったから余計に?)。

歌とダンスでストーリーが浮かんでくる感じ、今まで体験したことないかも。
表現が難しいけど、次々と場面転換があって飽きさせないし、良い意味で目と耳が忙しい!

衣装がキラキラのとギラギラのと、クールなのと…いっぱいあった。
舞台が明るい分スタイルの良さが余計に際立つ。
みんなお顔が小さくて細すぎ、なっがい足をそんな高く上げられるの凄すぎ。

なんでこんな細い体で、1時間半演じた後に歌って踊れるの!?
とんでもねえな。
しかも1日2回公演の時もあるんでしょ‥!?

大勢で並んでダンスしてくれると、こちらを歓迎してくれてる感があって嬉しかった。
誰がどれを演じてたのかは、流石に主要メンバーしかわからなかったけど判別できるようになったら楽しさが倍増しそう。

オペラグラスの使い方がわかってきたので、舞台上が1人で大きな動きがない時に使用することにした。
でも見てる間に他の方が来る演出を見逃してたり、場面転換してるので目が足りなくなる。
そもそもレンズ越しにピンと合わせる時の数秒のロスタイムが惜しい。
一秒でも見逃したくない!!

オペラグラスの使い方が不慣れで上手く見れず…場数をこなせばそのうち慣れるのかな

トップスターの永久輝さん&トップ姫役の星空さん+大勢、の後に聖乃あすかさんが単独で出るパターンが重なったので、聖乃さんが出てくるタイミングを掴んだ。
リヒター役でグッときていた私は、その後聖乃さんが出る度にオペラグラスでガン見するようにした。
あとでBlu-rayとか配信で公演を見ることはできるけど、オペラグラスで見れるのは生観劇だけだと思ったので、多分これが正解なんですよね先生。

青いリンゴを持って歌ってる時に、(オペラグラス越しに目が合った!)
とドキッとしたものの、いや、気のせいだと思い直し。
蛇が巻き付いたような服の装飾すげー、オペラグラスだとよくわかるーとか思ってそのまま観てたんだけど、もう1回確実に目が合った!!

いや、もう絶対私のこと見てたわ…
オペラグラスやばい。
完全に心を掴まれたわ。
勘違いだとしても、あかんて
こんなん惚れてまうやろ…

私…聖乃あすかさんのこと好きになっちゃったかも…。

心に残った衣装としては、姫役の人たちのキラッキラのスパンコールドレスのやつ。
星空さんのはもはやギラギラで眩しくて良かった。
それ下着では?みたいなレオタードも見えてたので、え、大丈夫なやつなの?となぜか焦った。

キューピッドみたいなハートついてるやつもインパクトあって可愛かったけど、そんなに下半身見せなくてええんやでって心配になっちゃった。
永久輝さんと星空さんがピンクの衣装でダンスしてるの良かったな〜。
シュッとしてる衣装も素敵だけど、私はひらひらしてる系の衣装が好みなのかもしれない。

そして、宝塚〜!!って感じの羽付き衣装。
わ〜!これが〜!って感動。
ふわふわしてゴージャス感が最高。
星空さんと聖乃さんの孔雀のような背中の羽がすごくて、おお…!となってたところに永久輝さんが現れて神かと思った。
ここは天国だったんだね…。
背中に尻尾?みたいなふわふわの羽付いててマジ鳳凰。
絶対動くだけで大変やん。
あんな大きいの背負ってるのに、みんな階段を下見ずに躊躇わず歩くからすごい。
このような神々の集いに呼んでいただきありがとうございます。

あの羽30kgとかあるらしいと聞いて耳を疑いました。正気か…!?

一緒に観に行った母も言ってたけど、みんな自分の番が終わったら暗転で走ってはけていくので忙しそうだった。
かっこよく歌って踊っていても、暗転で走っていく時はみんな乙女な感じがして、私はギャップが可愛くて好きだった。

最後の永久輝さんのご挨拶〜!
素の部分が見えた気がして素敵だった。
こちらこそありがとうございます。

友の会公演だったので、最後にご挨拶してくれました!
下りていく緞帳に合わせて屈んで手を振ってくれて可愛かった

以上です。

ちなみに上記の感想はBlu-ray購入前のものです。

観劇はあっという間に終わってしまうので、Blu-rayで観て改めてわかることがたくさんありました!
オペラグラスをのぞいている間に見逃しているものも多く、補完できて大満足です。

しかし

終わってみると、初観劇の私には謎なこともあり…。

今回の公演の限定デザートを食べることができたのですが、その名も「どバット パワー 〜オーレンジゴロゴロ〜」。

悪魔城ドラキュラ公演デザート、「どバットパワー〜オーレンジゴロゴロ〜」|久永沙和の漫画サイト

こちらがそのデザート。幕間の35分休憩で忙しく食べたので、写真が微妙ですみません

…意味がわからない。

マジで何の話?

と思ったので意味を調べました。
きっと宝塚初心者の私が分からないだけで、常連の方はみんな知ってるやつだ。
たぶん何かしらの粋な言い回しや。清く正しく美しい宝塚歌劇団が提供するメニュー名にしょーもないダジャレ使うわけないわ。そうに決まってる。

おそらく「バット」は悪魔城ドラキュラのコウモリからきてるとして、「パワー」とは?
と思い、検索をかけてみると「愛 Love Revue!」の中で「Bad Power」という曲を流していたことがわかりました。
そことかけてるんだ!

しかもなんか人気のダンスらしい。
ということで曲をちょっと聞いてみると、「あ〜!これか!この曲の時のダンスか!」と脳内再生されました。
独特の振り付けでカッコよかったやつだ!
心に残ったダンスなのに、曲名がわからなかったので表現できず親友に感想を伝えられませんでした。

そして「〜オーレンジゴロゴロ〜」が分からない。
とりあえず親友に答え合わせしてみると、バットとBad Powerのダブルミーニングで正解だったようです。
「〜オーレンジゴロゴロ〜」はBad Powerの「俺はジゴロ〜」という歌詞からきているそう。

「東京の観劇スイーツは大体くだらないダジャレだけど美味しい」とのこと。

結局しょーもないダジャレでした。

宝塚…おもしれーやつ…。

味は本当に美味しかったです!
私はオレンジとチョコの組み合わせが好きで、絶対食べたいと思っていました。
幕間の大混雑の中でしたが、親友が事前予約してくれたおかげで無事に食べることができて大感謝です。

ドラキュラカラーのアルコールも飲みたかったのですが、帰りに車の運転があったので断念。
またいつか別の観劇でアルコールメニューも楽しめるといいな。

いや、お酒弱いからやめた方がいいのかな…

私はお芝居の観劇自体が初めてだったので、本当に良い経験になりました!

帰りの電車内で母とパンフレットを見ていたら、ヅカオタ歴30年(!)という淑女に声をかけられ、初めて観劇してきたことを伝えて話が盛り上がりました。
何度も「初観劇おめでとうございます」と言われて嬉しかったです。

今回この記事を書こうと思ったのも、Xで悪魔城ドラキュラ観劇の感想を載せてみたら思った以上の反響をいただいたからです。

Xで悪魔城ドラキュラっていうと「悪魔城ドラキュラX」と被って紛らわしいですね。SNSの旧TwitterのXです。

今まで敷居が高いと思ってたけど、ヅカオタの皆さんが新参者をあったかく迎え入れてくれて嬉しかったです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

私が花組にハマりそうなのを察した親友がまた観劇に誘ってくれようとしているので、次も観れたら感想を綴ろうと思います。

万府くんは、いつもまんぷく。6巻収録イラスト|久永沙和

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