映画「ラーゲリより愛を込めて」を観てきました

2022年の年末、気づけば年末っぽいこと何もできなかったので、大晦日に映画を見に行ってきました!
空いててよかった…年末年始の中で大晦日は比較的空いてるらしくて助かりました。

実話をもとにした二宮和也氏主演の戦争映画で、前から気になっていました。
なんとか見に行けてよかったです。
普段映画館で映画を見ることは無いのですが、レビューも高評価だし宣伝番組でシベリア抑留のことが紹介されてたのでもっと知りたいと思ったし、何より二宮くんと戦争映画は相性が良いので見にいくしかないと思いました。
※重大なネタバレは避けて、レビューというかただありのまま思った感想を綴ってます。

なんかもう戦争で家族と引き離される冒頭シーンから泣かされてしまい、トータルでは涙を禁じ得ない鬼滅の無限列車編の10倍は泣いてしまいました。

いや、別に比べる必要は無いんですが、無限列車編も泣けたので比較例として。


元の実話を知らなかったので先入観なしに素直に見られたのもよかったのかもしれません。

泣いたものの、「流石にここは映画の誇張だろ〜?御涙頂戴の演出だろ〜?」と後から冷静に思ったシーンも、調べてみたら実話に基づくもので、あわわわ…となりながら今ここで感想を書いている私です。

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こっちが1989年に出版された原作本です。
ちょっと文章が固いかもしれませんが、現代だからこそ一読の価値ありです。

映画館で鑑賞していた周りの人たちもみんな泣いて鼻をすすっていました。
私は気づいたら涙が溢れ、ハンカチで拭わないと無理な感じになってました。
画面から目を離すと勿体無いので号泣はしませんでしたが、鼻水出るほど泣いてしまいました。
過剰演出みたいなものはなく、戦争という事実を描いた冒頭から涙目になり、その後の抑留生活の酷さに涙して、人物一人一人の心境に涙して、人物の死に涙、その後のエピソードに涙という感じです。

これを書きかながらも目が腫れてます。
こんなに泣いてたのかと驚いています。

毎年終戦の日になると戦争の傷ましい映像が特番で流れたりしてますが、私を含めそういった映像にダメージを受けてしまい「もう見たくない」となってしまう人っているんですよね。
目を背けるなという意見もあると思うんですが、共感しすぎてしまうのかそういった映像を見た時の心身の負荷が大きくて「もうやめて」となる人もいる。
戦争は絶対にしちゃいけない。でも凄惨な映像や写真を見ろと押し付けられるのは辛い。
そういう人にも比較的見やすい映画かと思います。

戦争の悲惨さを改めて痛感するとともに、絶望の中にも希望を抱く人間の強さや優しさに触れることができた映画でした。
もっと大事に人生を生きていこうと思いました。

万府くんは、いつもまんぷく。6巻収録イラスト|久永沙和

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