出産時に歯を食いしばると良くない理由

出産はいきんですぐ産まれたという人もいればいきまないうちに産まれたという人もいたり、本当に様々ですよね。
私の場合は何度もいきんでようやく、といった感じでした。

主観なので実際は大した時間ではなかったかもしれませんが体感時間が長かったので、「いつ産まれるんだーう○こ出てるー疲れたー」とか、見た目は静かでも頭の中ではごちゃごちゃ考えてました。

さて今回は、いきむ時は歯を食いしばらないほうがいいよ!という話を少ししようと思います。

出産時に歯を食いしばらない方がいいです。

エッセイ漫画「久永家」48話より。

漫画内では「歯は食いしばらない方がいいです」の一文を入れただけだったので補足させてください。

出産でいきむ時に歯を食いしばると良くない理由

赤ちゃんの助けになっていない
試しに軽くやってみればわかりますが、歯を食いしばることによって力がかかるのは歯や顔だけです。
赤ちゃんが出てくるお腹の下の方には力が伝わっていません。
私もやったので気持ちは超わかりますが、出産でいきんでる時に「んぎい〜!!」と歯を食いしばっても無駄な力が歯に行っちゃってるだけみたいです。

・歯が欠けたり曲がったりする
妊娠中は赤ちゃんの方に免疫を取られてお母さんの免疫力が落ちています。
歯が弱くなっているところに出産で歯を思いっきり食いしばり、結果欠けたり折れたり、あるいは抜けたりしてしまうようです。
産後に歯が折れていたり欠けていたことに気づいた、というお母さんは意外といます…。

出産でいきむ時は歯を食いしばらず、お腹に力を入れるようにした方が良いです。

全てのお母さんの歯を食いしばって不調をきたすわけではありませんが、もしダメージを受けてしまった場合、歯は早めに治療しないと生活に支障をきたしますし、産まれて間もない赤ちゃんの預け先を確保して歯医者に通うのはなかなか大変だと思います。

妊娠中はホルモンバランスの変化やつわり等で歯の状態が悪くなりやすいので、できれば妊娠中から歯の治療やケアをしておいた方が無難です。


妊娠初期はつわりで歯磨きどころじゃ無いかもしれませんが、妊婦さんが歯周病にかかっていると早産や低体重児になるリスクが上がるそうです。
安定期になればつわりも落ち着いてくると思うので、歯科検診を受けておくと安心です。
もし虫歯や歯周病が判明したら早めに治療しちゃいましょう。

歯科に限らず、病院にかかるときは妊娠中であることを医師に伝えるのを忘れずに。

出産体験を赤裸々に描いたエッセイコミックです。
いきむだけでなく、出産は呼吸も大事。

しかし歯の治療って何回も通って何ヶ月もかかって大変なんですよね…。
こういう1日治療の歯医者さんに行っちゃった方が時間もお金もかからないかもしれません。